フェラ好き
Sちゃんがフェラ友募集していたのは、屈折した理由でした。
「フェラしている時だけ、自分が必要にされてるんだなあ、て思うんだよ」と、Sちゃんは言っていました。
それもまた悲しい話です。話を聞くと、恋人はおろか友達もおらず、職場では浮いており、親兄弟とも疎遠な一人ぼっちの生活。友達が欲しいものの、元来、口下手のあがり症で、フェラ友なら咥えている分、会話は最小限に済むからと言う理由でした。歪んでいるなあと思いました。
でも、それにつけこんでちゃっかりフェラ友募集に乗っかった自分はもっと歪んでいます。
いつも、会うのは1時間ほどでした。会って食事をしてフェラをしてもらって終わりです。モノを食べたり、チンコ咥えたりと、Sちゃんの口はほぼ塞がっており、会話は全然弾みませんでした。それでも、Sちゃんはそんな関係に不満はないようでした。
「人間関係のリハビリみたいなものだよ」と、Sちゃんは言っていました。
プライベートでは全然コミュニケーションが取れていないSちゃんは、フェラ友を得ることでフェラを通じてコミュニケーションの練習をしていたようです。
Sちゃんのフェラは不慣れなためか決していいものではありませんでした。でも、僕が「よかったよ」と褒めてあげると、Sちゃんは「やったね!」と素直に喜んでくれました。他人に対してそんな気遣いができる自分にも驚きでしたが、Sちゃんが僕との会話を通じて徐々に心を開いていってくれるのはうれしいものでした。
ただ、僕たちの関係は長くは続きませんでした。ある時からSちゃんと連絡が取れなくなったのです。
でも、僕はそれでいいと思いました。きっと、Sちゃんは人間関係のリハビリを終えてフェラ友を卒業したのでしょう。願わくば、フェラ友からセフレへと発展させたかった僕ですが、それは欲が深すぎます。今頃、Sちゃんはフェラに頼らない人間関係をプライベートで築いているのだと思います。
さて、次は僕の番です。人間関係に絶望して死のうと思っていた僕を救ってくれたのは、Sちゃんのフェラでした。Sちゃんが僕との交友で人間性を取り戻していったのと同じく、僕も彼女のフェラで生きる気力を取り戻していったのです。
また新しいフェラ友募集の女の子を探すとしましょう。
Fワリ
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